でくのぼう的スピリチャルな世界

現実におきたちょっと非現実的なお話はいかが?

鞍馬寺と神智学についてのあれこれメモ書き

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photo by Trevor H

体感だけは行かないとわからない。

でくのぼう的スピリチャルな世界へようこそ。

この世界は精神世界やスピリチャルが好きな人が対象になっております。

そんなことはないやろ~と思う方はついてこれないと思いますのでご了承ください。

 

鞍馬寺は新宗教団体

鞍馬寺は不思議なお寺です。

宗教は仏教ではなく、鞍馬弘教。本尊は尊天(毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王噂)となっています。

鞍馬弘教とは、神智学の影響を受けた鞍馬寺貫主信楽香雲が昭和22年(1947年)10月に天台宗より独立して立てた天台宗系の新宗教教団。宗教法人として認可されたのは昭和27年(1952年)。wiki調べ

神智学(しんちがく)というのは19世紀にブラヴァッキー夫人ことヘレナ・P・ブラヴァッキ―を中心として設立された思想哲学体系です。

戦後すぐは仏教から様々な宗教が新宗教として独立した時期でもあるようです。

ほかに、四天王寺の和宗、浅草寺の聖観音宗など調べるとわんさかでてきます。

神道系の新宗教団体で有名どころは靖国神社、出雲大社教、黒住教、金光教とこれもけっこうあります。

表面的には仏教、神道とみな同じな感じなんですが奥をたどるとただの仏教ではないで!というところが新宗教団体なのでしょうか。

話が飛んでしまいましたが、その新宗教団体、鞍馬弘教の本山が鞍馬寺なわけです。

尊天も他では祀られてない護法魔法尊が祀られているのが気になるところです。

護法魔王噂とは

650万年前に金星から地球におりたったといわれています。

別名をサナートクマラ(サナトクマラ)と呼ばれています。

ヒンドゥー教の神話、逸話に登場する賢人として、ブラフマーの精神から生まれた四人のクマーラ(チャトゥルサナ)の一人である。

不朽の智慧(神智学に端を発する)では、サナト・クマーラは、1850万円前に金星から、地球のロゴス(地球の創造主、神)の物質界における反映の任を司るためにやって来たとされる。wikiより

 

 ※チャトゥルサナはブラフマーの息子たちのこと

  ヒンドゥー教のプラーナ文献に記されている

ややこしくなってきましたね。サナートクマラを知るにはどうやらヒンドゥー教を通らないといけないようです。

ブラフマーとはヒンドゥー教の神様で仏教名は「梵天」。世界の創造と次の破壊の後の再創造を担当しているらしいです。

ブラフマンと同一のようです。あ、歌手のブラフマンとは違います。

ブラフマンは宇宙根本原理。ブラフマーは三神一体の神の一つであり、ヴィシュヌ(保持者)とシヴァ(破壊者)とは、本来同一とのこと。

神智学って?

神智学にサナートクマラがでてくるわけですが、さてその神智学とはなんでしょう。

神智学とはブラヴァッキ―夫人を中心とした学問形態です。このブラヴァッキ―夫人はどんな人かといいますと霊媒のダニエル・ダングラス・ホームの助手となって霊媒能力を高めたようです。その時代は降霊会が流行っています。

著書として「シークレット・ドクトリン」「ベールを取られたイシス」などがあります。

 

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シークレット・ドクトリン (宇宙発生論 上) (神智学叢書)

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 読んでみたいもんです。

wikiのブラヴァッキーのページを読んでいますとちょっと気になる文が。

人間は死とともにそのアストラル体のほうは分離ししばらくの間アストラル界にとどまるとして、真我のほうはブッディ=アートマと結びついて休息的待機状態に入る、とした。そして心霊主義において霊媒が交信しているとしているのは真我のほうではなく、”アストラル体の殻”にすぎない

 私の憶測ですが、シークレットドクトリンなどはお筆書きの部類に入るのではないだろうかと思うのです。

意識に自分とは違う意識が入る。その意識は物体としてのものはなくしかし思考だけは違う見方をしている。

私たちが当たり前と思っているものは例えば宇宙人からみたらオカルトで私たちがオカルトと思っているものは宇宙人からしたら常識かもしれません。

そう思った人が宗教団体などを作って行動を起こした。

その一つが鞍馬弘教?これは勝手な私の憶測なんですがね。

そんな鞍馬寺の体験記を次の投稿で書こうと思います。(不定期なんで次がいつかわかりませんが・・・・)

 

では、また。